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世界の災害による被災者のための住宅建設支援プロジェクト
インドネシア ジャワ中部地震 被災者支援
2006年5月27日、インドネシア中部ジャワで発生した地震により、6千人近くもの人が命を落とし、12万軒以上の家屋が倒壊しました。多くの被害を出したジョグジャカルタにはハビタット・フォー・ヒューマニティの支部があり、スタッフやボランティアが復興に携わっています。
被害が深刻だったのは、レンガを泥でつないだだけの耐震性を無視した工法と資材で建てられた住宅でした。そこで、ハビタット・フォー・ヒューマニティでは、現地大学の専門家やボランティアとともにリソースセンターを建てて、耐震技術をひろめる啓発活動を行うほか、2007年7月までの1年間で1000軒の簡易住宅を建てる計画に着手しました。この簡易住宅は、強化コンクリートのフレームと、レンガをモルタルで接合させた丈夫な基礎を持ち、上半分を軽い木造にして丈夫に接合させた、耐震性を熟慮した家です。被災後の一時的な役目を終えたら、その建材をすべて再利用して、オーナーの希望の土地に希望の間取りで移設再建することもできる、シンプルにして柔軟なデザインです。この簡易住宅の建設には一軒あたり約32万円かかるため、総コストは約3.2億円です。
![]() | ![]() 地域住民とハビタット・フォー・ ヒューマニティのボランティア |
フィリピン レイテ島地滑り 被災者支援
2006年2月17日、地滑りは多くの人の命と住居を奪いました。被災者の多くは今でもテントや避難所で生活しています。
ハビタット・フォー・ヒューマニティは地方政府から安全な土地の提供を受け、経験がない人でも家づくりに参加できるよう開発されたスチールフレーム住宅を建てています。ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンは2006年8月、レイテ島へ建築ボランティアチーム(ジャパン・ホープ・ビルダーズ)を派遣し、現地のボランティアらとともに建築活動をおこないました。また、日本政府の災害救援無償資金によって、100軒の住宅建設が可能になりました。同地区では総計約800軒が建設される予定です。
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![]() 購入したドリルなどの工具類 |
パキスタン北東部地震 被災者支援
2005年10月8日、パキスタン北東部で起こったM7.6の大地震は、北西辺境州の8割の村々を壊滅させ、約20万人が被災しました。2度目の冬を迎えても依然としてテント生活や、損壊した住居の中で大勢が窮屈に生活するという状況が続いています。
ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンは、ジャパン・プラットフォームから資金を得て、被害の特に大きかったパキスタン北東部のマンセーラ県バラコートで、住居建設に必要な建材を用意・提供する事業を行っています。住居再建が進展しない原因の一つとして、住民がもつ丸太や木材を住居の建設に適した建材として裁断する手段をもたないことが挙げられました。斧やのこぎりを使って木材を裁断するのは重労働で、被災者の復興意欲を減退させています。この事業により製材を入手した被災者および住民が住居の再建や補修作業を進め、自発的な復興努力を維持・増進させていくことを目指しています。トラクターと製材機を組み合わせた重機(写真)を活用し、倒壊した住宅に使われていた木材のリサイクルなどに使っています。この重機の投入によって、支援の届かない山間の村々でも、住宅の修理が可能になりました。1日に10世帯を回り、12月までには約5000人(1000世帯)にいきわたります。
(山本真太郎コーディネーターの新聞掲載記事―PDFファイル)
![]() 重機を利用した製材作業 | ![]() 製材を受け取る住民(右)とハビタット・フォー・ ヒューマニティ・ジャパン派遣の プロジェクトコーディネーター |
インド洋沖津波 被災者支援
2004年12月26日のインド洋沖大津波は広い地域に被害をもたらし、多くの人命が奪われました。 ハビタット・フォー・ヒューマニティでは、多くの方々からのご支援により、インドネシア、インド、スリランカ、タイにおいて、2006年6月末までに、4177軒の住宅を建設し、1043軒の住宅を修理することができました。また、214チーム、約3000名ものボランティアの参加がありました。現在では村と村の境界線が曖昧になっているなど地域の問題にも住民の人々と一緒に積極的に取り組んでいます。
![]() 津波で被害にあった住宅(スリランカ) | ![]() ハビタット・フォー・ヒューマニティによって 建てられて住宅(スリランカ) |