特定非営利活動法人ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン

支援の仕組み  <  Home

支援の仕組み

ハビタット・フォー・ヒューマニティ(以下、ハビタット)が世界各地で展開する活動にて採用する建築基準は
以下の通りです。

1.シンプル (Simple): 家族の必要に応じ、建築と維持のコストを最小限に抑えられる大きさの家を設計します。家のデザインは、地元の気候と文化を反映しています。
2.安全 (Decent): 地元で入手可能で良質な資材を使い、経験豊かなスタッフがボランティアとホームオーナー家族の建築活動を監督します。
3.安価 (Affordable): 各国の水準と家族の経済状態を考慮した非営利、無利子・無担保融資によって、低所得家族が購入しやすい価格設定を行います。
 

非営利・無利子の住宅建築活動と回転資金(Revolving Fund)

ハビタットでは、「非営利・無利子の住居建築活動」を行っています。活動は、ハビタットに賛同する世界中のボランティアや支援者が提供する労働や資金、資材の寄付によって成り立っています。また、ハビタットは住宅支援を受けるホームオーナー家族に対して、資金を「無償提供」するのではなく、ハビタットによるアドバイスのもと慎重に検討された返済計画に基づき、月々の返済を行う約束を課しています。この無利子・無担保の融資から返済されたお金=返済金は「回転資金(Revolving Fund)」として、さらに多くの人々がハビタットの住宅支援を受けるために使われます。

「回転資金(Revolving Fund)」詳細はこちら
 
 

 
 

セーブ&ビルド(Save & Build)という手法

このホームオーナー家族から返済され、新たな住宅支援に投資する「回転資金(Revolving Fund)」というシステムは、ハビタットの健全な運営を可能にしてきました。中でも、コミュニティの低所得家族がグループを作り、共同で住居建築費用を貯蓄、その資金を使用し一気に全住宅建築を行い、通常よりも早期着工、短期間、そして規模の原理でコストを抑える「セーブ&ビルド(Save & Build)」という独自の支援プログラムは、これまで非常に大きな成果を上げてきました。
 
「セーブ&ビルド(Save & Build)」は、ハビタットのパートナー(ホームオーナー)になるための通常契約基準に満たない低所得家族への有効な手段として採用されている制度です。通常2~6年というとても短いローン返済での全住宅建築完了を可能にすると同時に、グループに所属する全ての家族が家を所有し、返済が完了するまでの間続くため、コミュニティのきずなを強め、住民同士の責任感を培う手段としても非常に大きな効果を発揮しています。貯蓄の習慣も生み出してきました。その結果、ホームオーナー家族からのローン返済率も上がり、ハビタットのより健全な運営を可能にしています。

「セーブ&ビルド(Save & Build)」詳細はこちら
 
 

スウェット・エクイティ(Sweat Equity)という手法

ハビタットでは無利子・無担保の融資、ローン返済のほかに、ホームオーナー家族が「スウェット・エクイティ(Sweat Equity)」と呼ばれる300~600時間の現場作業に自ら参加し、ホームオーナー家族の労働力を自身の住居建築以外の活動にも提供する、相互援助やボランティアワークとも呼ばれる制度を運用しています。これにより「建築費の削減」、つまり市場価格より安価な住宅の入手を可能にするだけでなく、ホームオーナー家族はコミュニティとのより良い関係を育み、さらにボランティアと一緒に汗を流し、自らが主体的に参加することで、「新居所有に対する自負と自尊心の回復・向上」、そして「住居の維持と管理習得」といった相乗効果を生み出してきました。

スウェット・エクイティ(Sweat Equity)詳細はこちら
 
 

 

ホームオーナー選定方法

丈夫できちんとした家を必要としている家族は、地域で活動するハビタット事務所にパートナー契約の申込みをします。各事務所に設置されている家族選考委員会は、住居の必要性の度合い、ハビタットのパートナーとしての意欲やローン返済能力を考慮してホームオーナー家族を選考します。この時、人種や宗教などの個人的な背景は問われません。
 
◇ 選定条件:
 - 低所得者層(住居の必要度合い)
 - ローン返済能力
 - スウェット・エクイティ&その他必要な活動への参加
   (ホームオーナーとしての意欲・資質・素養)
 - 子供のいる家族(単身者ではないこと)
 
※上記選定条件は各国状況により異なります。
 
   

助ける側も助けられる側も、対等。

支援をするハビタットも、支援を受けて住宅を建てるホームオーナー家族も、「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界。」をめざして力を貸し合う対等なパートナー。支援を受けるパートナーが肩身の狭い思いをする必要はありません。住宅を建てた人が仕事をして返済するローンが「回転資金(Revolving Fund)」となって、次に住宅を建てるチャンスを待つ人の資金になるからです。
 

ページTOPへ

特定非営利活動法人ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン

リンク・著作権・商標 個人情報 サイトマップ

特定非営利活動法人ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン